水槽の種類

市販されている水槽の大きさは，種類によってある程度比率が決まっています。
サイズで分けたときの水槽の種類には，規格水槽，ワイド水槽，スリム水槽，キューブ水槽，ハイタイプ水槽，ロータイプ水槽といった種類があります。
それぞれ，サイズ・重量と特徴を簡単にまとめました。
（ハイタイプ・ロータイプはメーカーによってサイズがまちまちなので，割愛しています。）

規格水槽

もっともよく流通しているサイズの水槽です。規格水槽は，流通量が多い分，価格が安いというメリットがあります。

ワイド水槽
タテの長さと高さが統一された水槽です。規格水槽に比べて高さが確保される分，ダイナミックな水景をつくりだすことができます。

スリム水槽
規格水槽よりもタテの長さと高さが短い水槽です。奥行がなくレイアウトがやや難しいですが，水量(重量)が少ない分，置き場所の選択肢が増えます。

キューブ水槽

その名の通り，立方体の水槽です。省スペースで水量・奥行を確保できるというメリットがあります。

ハイタイプ水槽

キューブ水槽の背丈が高いものです。重心が高い分，やや物理的な安定性に欠けますが，高さがあるので，水深ごとに水景の表情を変えて，独特なレイアウトを作成することができます。

ロータイプ水槽

キューブ水槽の（そうではないものもありますが）背丈が低いものです。高さがない分，植える水草の種類が限られますが，陸地をつくったり，魚を上から見る楽しみがあります。

その他　ボトル水槽

ボトルの場合，水量はだいたい４L程度です。設置は簡単なのですが，水槽に比べて水量が少なく，管理が難しいです。
水槽での生体管理に慣れてきて，ある程度ノウハウを身に付けてから手を出すことをお勧めします。