ラミーノーズテトラ 酔っ払い魚

ラミーノーズテトラ Hemigrammus bleheri

真っ赤な顔が特徴の小型の魚。
「酔っ払いの鼻」という,ちょっと不名誉な名前がついていて,この魚が群れていると深夜の新橋っぽい景色になる(主観)。
「ラミー」だから,飲んだ酒はラム酒かな。ラム酒だとしたら,新橋じゃなくて…どこだろう。小笠原とか?沖縄とか?インドとか?そのあたりの酔っ払いなのかな。

顔が赤いというとニホンザルとかも顔が赤いですよね。
ニホンザルの場合は,顔面の色素が薄いために皮膚の下の毛細血管が透けて見えていて,顔の赤さがサル同士の個体識別に役立っているようです。
ラミーノーズテトラの場合は,顔面の毛細血管が透けて見えているわけではないし,たぶん,群れで生活するうえで個体識別に役立てているわけでもなさそう。
何故赤いのかはわからないけれど,独特な色彩がかっこよくて,顔面の赤以外も微妙なシルバーでおしゃれ。

飼いやすい初心者向けの魚で,性格も温和なので他の魚と混泳もできます。
ただ,飼うならラミーノーズテトラをまとめて飼育して,水草水槽で群泳させた方がきれいな水景になると思います。

種類ラミーノーズテトラ
生息地ブラジル(アマゾン川)
体長5cmくらい
飼育難易度★★☆☆☆☆ 基本的には丈夫。
繁殖難易度★★ ★★★★  困難
人工飼料
飼育目安45cm水槽に10匹,60cm水槽に20匹くらい
かかりやすい病気白点病

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